高野登氏 人とホスピタリティ研究所 所長
スターリィマンの絵たちは、 まさにこの山水を身近に感じさせてくれる存在です。 出会う人の心に温かな陽の光が届くに違いありません。
初めてスターリィマンの原画を観た時の不思議な感覚は、
今でもはっきりと覚えています。
生まれ故郷の戸隠の原風景がそこにありました。
その絵を観ていると、不思議と心に静けさが戻り、
温かなエネルギーが湧いてくるのを感じたのです。
人の心を育むために必要な出会いは3つあるといいます。
一つは良書との出会い。
時代を超えて読み継がれていく良書から
人は心の栄養を頂くことが出来ます。
二つめは良き師との出会い。
ときに厳しく、ときに優しく
道を説いてくれる師がいることは、人生の宝物です。
そして三つめが、山水(自然と風景)との出会い。
穏やかな風が吹くように、
心のバランスを整えてくれるのが山水です。
スターリィマンの絵たちは、
まさにこの山水を身近に感じさせてくれる存在です。
出会う人の心に温かな陽の光が届くに違いありません。